forecast4’s diary

最近、散文詩にはまってます。

Journey

知らない部屋の窓から見える天気は、雨が降っていてもなぜか明るい曇りに感じる昨日が楽しそうに笑って今日が嬉しそうに微笑んで、また明日が明後日にそのことを伝えているテレビの中では、たくさんの人生がたくさんの顔の絵を急いで汗を描いている。他人の…

それでも、なお。

それでも、なお。忘れられない怒りがある忘れられない哀しみがある。それでも、なお。忘れられない喜びがある。忘れられない楽しさがある。それでも、なお。忘れられない愛がある。

Front and back

景色の後ろから、街並みを覗いて人々のすれ違いが、コインを回しているようだご縁の裏には、何が書いてある5yenの表には、どんな出会いがある答えてくれるかいドーナツの表裏を気にして食べる人はいるだろうか価値がある、ない、なんてその時の表情さ。front…

2018年

よろしくお願い申し上げます。仕事もはじまりました。仕事のスタイルは、自分で自分であるために。をだけど、それを前面に押し出したら誰も寄りついて来ないので、ポケットにしまいこんで、昨年と同じように。目標は、貯金。痩せる。散文詩を、いろんな人に…

2017年

お世話になりました。時間がある時に、散文詩を書くことが、少しだけ楽になりました。読んでくれた人は、ほとんどいませんが、いつかの思いで何遍か詩が書けました。ネガティブな自分は、変えることは出来ませんでしたが、不思議と文字を揃えていくと、時間…

Ahead of there

紙の中でしか歩けなかった僕たちは、明日には、空の上を通っていた。ブラウン管の中を覗くことしかできなかった子供たちは、小さなリモコンのボタンで世界を救っている新聞は、昨日を過去の遺跡と対比させ、インクの色を眺めて悩んで少しだけ、読んで少しだ…

あの日に見えた背中は、越えているか。

青空のカーペットの上を走りながら過ごす日々が、 今は、スクリーンを観るように見上げている いつの間にか、すれ違った 茶色の学生たちは、 手帳の予定の一部になり、 あの日のカレンダーは違う誰かと過ごしている 僕は、靴底がすり減らないよう 雑居ビルの…

言葉の友

言葉の友ひとりじゃないんだ。僕がいる、君がいる。そう言えば、簡単さ。明日があるよ。頑張れ、頑張ろう。そう言えば、簡単さ。おはよう。お疲れ様。また今度、バイバイ。そう言えば、簡単さ。いつも友に歩いているのは、言葉。それが、友だちなんだ。

checkmate game

checkmate game昨日の声を聞いて、今日のドアを開ける昨日の足音を聞いて、今日の道を決めていくその繰り返し時計は、360度の円を描き、時間は、12の数字を刻んでいくどちらも始まりは、いちから誰もが同じ一歩が足し算になるよう二歩めは掛け算になるようそ…

僕らには僕らの

僕らには僕らの道がある僕らには僕らの生き方がある右を向いても左を向いても僕らの道がある少し少し進むだけアリもカメも違う場所皆んな、歩いて越えるんだ僕らには、僕らの時代がある上を向いて未来を探す下を向いて過去を選ぶどれも自分の場所さ僕らの時…

forecast

forecast先を読むだけだろう朝の光を見るように後を追い払えばいいだろう夜の闇に消えるように止まない雨はないと誰かが言った雨は止むものだろう覚めない夢はないと誰かが言った夢は覚めるものだろう先に見えるものは何か光のレースか闇のレースか先に聞こ…

白地図に色を塗って

白地図に色を塗って何もない場所人もいない場所白地図の上を歩いてみる足跡の軌跡が続いていく軌跡が奇跡に鳴るのさ色のない場所時のない場所白地図に色を塗ってみる色々な世界が色に鳴るのさ白地図に色を塗ってみる赤が争いの色なら空で塗り変える黒が不毛…

寂しさ

寂しさ雪の街には、寂しさがある冬音の寂しさ海の街には、寂しさがある波音の寂しさどっちがいいのだろう桜が咲く頃には、この寂しさはいつも消えている紅葉が始まる頃には、この寂しさもいつも消えている僕だけだろうかみんなが春夏秋冬を唄っている僕は春…